惑わされやすいので、特に気を付けるべき点
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こんにちは、東郷五十六です
働くうえで基準となる給料についてですが、求人段階ではぱっと見多く見えて入社してみたら実はそうでもなかったということは往々にしてあることでしょう
総支給と基本給は似てるようで全く意味が異なるものであり、それを間違えてしまうと悲惨な状況に陥る可能性が跳ね上がります
実際に私も総支給の多さに目がくらみ、地獄を見てきましたから
今回は、そんな惑わされやすい総支給と基本給の違いと、後者を重要視すべき理由を語ろうかと
基本給はボーナスや残業代を計算するための基準値
まず、基本給が重要である理由としては、ボーナスや残業代の計算が基本給を基準として決めていることが挙げられます
厳密にいうと、基本給+毎月支給される手当(通勤手当や住宅手当、実費支給の定期代は除く)の合計×Xという計算になり、よくある計算として、
- 残業代:1.25
- 深夜残業代(22:00~5:00の間に残業したとき):1.5
- 休日出勤(日曜日・祝日が慣例的):1.35
- ボーナス:基本給の1~5
といったところで、「ちゃんと出る」会社であればこんな感じでしょうか?
(出さない会社も存在します)
ですが、その基本給が低いと残業代が低くなるので長時間労働をしたところでも還元されないのです
どうせもらえるものが多いなら、多い方がいいですよね?
手当でかさ増ししてるだけのメッキ
総支給をさも基本給のように記載する会社は、確信犯的に都合の悪いことを隠しています
実際にふたを開けてみると、
- みなし残業〇時間を含んでた
- 基本給5桁+手当だった
という感じで仕組みがわかるとまともな人間が逃げ出すようなことが多く、知識のない人間を騙すことしかできない程度の低い会社であると言えます
よくある手口の中に、みなし残業制を例にすると、基本給にみなし残業分を乗せることで総支給を多く見せかける会社があります
ぱっと見の総支給を多く見せて求職者を釣り、「一応残業代は出してるから違法じゃないよ」とアピールをする会社が実に多いこと…(実際は違法であるケースが大半)
私の事例では、
この会社に入社したあとで給料明細を確認すると、年俸制で固定残業代(月40h)を含む数字で月の手取り21万で、毎日1~3時間の残業があったうえ、暴力、危険作業ありであることを考えると全く割に合いませんし、続けていたら確実に死んでいたでしょう
もう一つは、ベンチャー系電気工事業を例にすると、基本給+能力給という形で月30万以上可能と謳って、未経験者は基本給12万、私は14万というありさまでしたからね
両方ともに人の出入りが激しい会社であったので、無知な人間を騙して入社させる求人を出していないと人が集まらないんでしょうね…
賃金を抑制する傾向のある会社は確実にブラックだ!
給料が高いことには裏がありますが、人件費を抑える傾向のある会社は確実にブラックと断言できますし、特に基本給を低くしているところはマズイ
基本給さえ低くしておけば割増賃金を抑えることが簡単にできますので、一番力を入れるべきところに力が入ってない時点で様々な問題が浮かび上がることは明白
見かけはよく見せても上記のように信用できないカラクリがあるので、根本である基本給が低い会社は信用も低いとみなしてよい
さらに言うと、人を騙すことを前提とした求人であり労働環境も劣悪である可能性がかなり高いと断言できます
私自身の経験から、
「基本給は低くても自身の能力次第で増えるから実質給料は高いです」
と能力給や手当を強調する会社は、自身が想像するよりはずっと低い
手当や能力給は基本給と違って簡単に削ったり無くすことが可能なので、そういう意味では基本給と違って信用できないですね
給料であっても「基本」がしっかりしていないと都合よく利用されるだけですので、転職活動における重要な要素ともいえるこの部分はしっかり確認することが重要でしょう
現代において、フルタイム勤務であっても生活保護を下回る待遇、法律違反が常態化しているクズ同然のブラック企業が数多く存在しています
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