できる限り自分で労働時間を記録しましょう

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こんにちは、東郷五十六です
労働時間を記録する手段としてよく知られているのは、タイムカードであると思います
画像のような紙が大抵の職場で見かけることがあると思いますが、これは専用の機械に突っ込んで出退勤の記録をつけるものです
会社へ来たときと帰るときにこれを機械に突っ込んで出退勤を記録するのが本来の使い方です
しかし、ブラック企業の場合、以下のような使い方をしているのが現実です
- タイムカードを定時になると勝手に打刻して、本来の退勤時間には押させない
- タイムカードの出退勤の時間を手書きで書き換える
ひどい場合はタイムカード自体が存在しなかったり、エクセル等の表計算ソフトや手書きのタイムカードで記録しているところもあります
この場合、ブラック企業にとって都合のいいように出退勤の時間を操作されているとみて間違いないでしょう
今回は、そんなタイムカードが改ざんされる、タイムカードがない場合にはどうしたらよいかを語ろうかと
自分で簡単にできること
考えられる簡単にできる自衛策はこんな感じだと思います
会社のPCから自分のメアドにメール送信する
この場合、空メールでも構いません
重要なのは、出勤・退勤した時間が客観的にわかるようにすることです
この場合、送信時間≒出退勤時間となるようにしましょう
PC画面(特に時計部分)を撮影するまたは画面コピーをする
この方法は業務でPCを使っている場合に使えます
これで何を記録するのかというと、PCを立ち上げた時間≒出勤時間、PCを閉じる直前の時間≒退勤時間ですので、客観性としてはある程度信頼性があるかも?
簡単に画面コピーを取るフリーソフトに『窓フォト』というものがあり、これを使うことで、

このようにPCの時計部分だけを画面コピーすることができます
あとは私物のUSBに保存したり、自宅へメール送信して証拠保全をしておきましょう
注意点としては、証拠を取っているということがバレないようにふるまいましょう
といっても難しいかもしれませんが…
交通系ICカード、または定期券の記録を取り寄せる
自宅と会社それぞれの最寄り駅の改札を通る際、定期券を使っていれば記録が残るはずです
自分で伝えるよりは、弁護士に依頼して鉄道会社へ証拠保全をお願いしましょう
スマホアプリで記録する
残レコというアプリをスマホに入れて記録しました
これは、GPSを利用した位置情報をもとに、実際に勤務していた時間を記録するシステムになっていて、客観性のある証拠として裁判にも使われるほど
いくらタイムカードを操作してもGPSならごまかすことはできませんから、客観性のある証拠としては申し分ありません
注意点として、GPSを利用する都合上バッテリーの消耗が激しくなるため、予備のモバイルバッテリーは必須となります
バッテリー切れできちんと記録が取れなかった部分もあるため、南港のブラック工場での残業時間は記録上では最長38時間という結果に…
労働時間の記録を取り寄せたい場合は、公式サイトに掲載されている弁護士に残業代請求の依頼すれば手数料がかかりません
自分でやる場合は所定の手数料が発生しますので、ご注意を
私の場合は少々特殊でした
私はこの記録を特定受給資格者の認定に必要な証拠として記録を使用するため請求を行い、その後運営会社から電話インタビューを受けることで、本来発生する手数料を無料にしてもらいました
それをハロワにもっていったのですが、結局特定受給資格者とは認定されませんでした
証拠を取ったらどうするの?
会社を辞めたあとで送られてくる離職票には、離職理由が記載されます
このとき、残業時間によっては会社都合にすることができます
詳しく説明すると、特定受給資格者といって、再就職の準備をする時間的余裕がないまま退職したの人を指し、
残業時間の場合では、
- 月45時間の残業が3か月連続であった
- 2か月以上の平均で1か月あたり80時間の残業があった
- 1か月で100時間以上の残業があった
というようなものです
上記の証拠をもってハロワで手続きを行えば、特定受給資格者と認められる可能性があります
終わりに 面倒でもいざというときに役に立つ
このように、意外な形で労働時間の記録を残すことができるので、面倒くさいと思っても行うべきです
結果的に自分を救うことにもなりますし、なにより会社都合であれば失業保険も自己都合と比べて長く支給されますので、落ち着いて次を探すことができると思います
ただ、次の会社がブラックだと話にならないので、
現代において、フルタイム勤務であっても生活保護を下回る待遇、法律違反が常態化しているクズ同然のブラック企業が数多く存在しています
そんな働く価値のないゴミ企業に就職したくない、まともな職場を探している人を支援するのがこちらのエージェントとなります
ご利用は無料ですので、まずは試してみてはいかがでしょうか?


こうゆう転職エージェントを頼って仕事を探すべきと断言します