東郷五十六をフォローする

就労移行支援の基本的事項

本ページはプロモーションが含まれています

こんにちは、東郷五十六です

障害を理解されないで退職した人、うつ病で引きこもってた人たち

彼らも働きたいと願っています

しかし社会復帰したいけど、どうしたらよいのかがわからないという人が多いはず

彼らを支援する、福祉サービスがあることを今回は解説いたしましょう

就労移行支援とは?

具体的には、

・引きこもりが長かった人
・精神・身体・知的障害があって就労が難しい人

向けに、一般企業への就労に必要な知識・技能を身に着け、定着を図るという福祉サービスです

私が見てきた中で大体やることは、

  • PCスキルの基礎を学ぶ(ワード、エクセル等のオフィスソフトの使い方、タイピングなど)
  • ナノブロック(100均ショップで売ってるようなもの)などを使った作業訓練
  • ビジネスマナー講座
  • 就職支援(履歴書等の書類添削、面接付き添い)

といった、一般企業へ就職するための訓練を行っています

施設によってはユニークな講座もありますので、まずは施設について調べてみるといいでしょう

利用したいけど、何すればいいの?

まずは利用したい施設を見学、体験利用することから始めましょう

まずは施設の見学を行い、興味が出たら体験利用をするという流れになります

体験利用をするにあたっては費用はかかりません

施設内部や実施されるプログラムの内容を知る上では、実際に体験してみることがなにより重要です

自分に合うかどうか、ここでしっかり見極めましょう

私の場合

見学

  • LITALICO ワークス尼崎
  • Kaien天六オフィス
  • 就労移行支援事業所 L.I.J
  • リンクビー大阪
  • 就労移行支援事業所ひかり湊川校

体験利用

  • LITALICO ワークス尼崎
  • Kaien天六オフィス
  • 就労移行支援事業所 L.I.J

上記のように見学と体験通所を経て、現在の施設への通所に至っています

利用には何がいるの?

利用したい施設が決まれば、担当者と話をして利用契約を結ぶことになります
その際、福祉サービス受給者証という書類が必要になります

各自治体によって手続きは異なりますが、おおよその流れとしては

  • 窓口に申し込み(障害福祉課に聞いてみて、違っていれば言われたところへ行けばok)
  • 担当職員との聞き取り調査、場合によっては訪問調査あり
  • 受給者証発行 、自宅郵送
  • 利用日初日に受給者証をもって、利用契約締結

となります

私の場合

  • 窓口に申し込み(担当職員不在のため後日再度訪問)
  • 担当職員から聞き取り調査&診断書提出
  • 後日郵送にて受給者証を郵送してもらう
  • 施設と利用契約を交わし、郵送されて3日後に受給者証提出

なお、障害者手帳の有無は関係はないので、診断書、定期的通院があれば利用できる可能性はあります

自治体によって判定基準は異なるので、気になれば問い合わせてみては?

利用料は?

原則無料です

ただし、利用者本人と配偶者が前年度に一定以上の収入がある場合は1か月あたりの限度額を上限に利用料の支払いが発生します

詳しいことはここでは述べませんが、去年の年収が600万程度あれば9300円、それ以上の場合37200円の負担が発生します( いずれも1か月の上限 )

交通費に関しては、事業所によっては一定の条件を満たせば助成してくれる場合があります
場合によっては行政から支援してくれる場合もあるので、確認してもよいでしょう

昼食については、基本的には自分で持参するか外で食べてくることが多いです

私の場合

正社員として働いていて、年収が360万程度あったため月9300円を上限とする利用料を施設へ支払うことになりました

また、通所に必要な定期券代の2分の1を事業所より支給、残りは市から支給という形でした

2020年11月追記

昨年の収入が0円であったため、2020年9月以降は利用料の負担がなくなりました

終わりに

このように、障害に対して理解のある場というのは存在します

文中にあったリンクビーとLITALICO ワークスにつきましては、実際に見学に行ったことのある施設です

リンクビーでは、オフィスワークを想定した訓練プログラムを組まれています

関西圏の方は大阪へ、首都圏の方は東京へ、それぞれ見学してみるとよいでしょう

LITALICO ワークスは、実際に体験利用したことがある施設です

こちらはリンクビーと比較して開設されている数が多く、駅・バス停からのアクセスがしやすい場所に開設されています

訓練プログラムは、一般的な就労移行と一緒です

仕事する上での不安はこうゆう場でできる限り取り除いて、就職に結びつけるようにしていきましょう