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工場勤務の現実~人工島の底辺からの脱出記

社畜してた時の話

ブラックさで言えばここが筆頭かも

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こんにちは、東郷五十六です

前職を辞めて次に入社したのは、印刷工場向けの省力機械の製造工場でした

そこに制御設計兼電気配線職で入社しましたが、ろくでもない面々と過酷な環境にさらされて、9か月で辞めました

工場が底辺と言われる理由を確信し、絶対に避けるべき環境であることを実感ました

今回は人工島にある工場から脱出したことを語ろうかと

入社まで

前職を辞める際に次の仕事を探していたところ、転職サイトを見てここに応募

面接の際に工場を見せてもらえ、信用できると判断してました

面接が終わって帰宅途中、昼ご飯にしようかというときに電話が入り、経理部長より内定をもらい、作業服等のサイズに関しての詳細をメールするから確認するようにと言われました

普通であれば内定連絡は中小でも1週間程度かかるはずなのに、なぜか数時間で決定…

この段階では『すぐに決まってラッキー』と思ってました

自宅に帰ってメールを確認し、返信を行いながら有給を消化

そのまま先の鶏卵機械業者を辞めた翌週に入社となりました

ところが…

入社後

実際のところ、ヘンなところは多々ありました

  • 月曜の始業時間は8:00、それ以外は8:30で名目上は18時まで
  • 残業は昼礼時に何時までと申請する
  • 個人で使う工具(ドライバーなど)は自分で買い、辞めるときには全部置いていく

これだけでもおかしいのですが、さらに異常なのは給料

私が入社した当時は年俸制であり、試用期間中はアルバイト扱いで時給1000円、試用期間後は固定残業代が含まれていても額面で月27万

入ったときにはぱっと見はまともそうだったんですが、徐々にボロが出てきましたね

プライベートなんてない!昭和で止まった思考回路の社長に振り回されることに

ちょうど入社して2か月くらいたったある日、私になぜか社長から甲子園での野球観戦を命じられることに

実はこの会社、甲子園球場の年間観戦券を購入してることから、社員のだれかが試合観戦をするということが常態化してるという、どう考えても異常なことが起きてました

下手なことを言ってクビをちらつかされても困るので、しぶしぶ日曜日の午後の試合を観戦することに

結局のところなんにも楽しくもなく、ただただ貴重な休日の時間を無駄に潰されました

その後、沖縄へ社員旅行に行ったときもなぜか社長の部屋に呼ばれ、ただただオイチョカブする羽目にも…

ぶっちゃけこうゆうことを慰労と思ってる時点で、すでに昭和の価値観で行動してる時代遅れの人間なんだなって思いましたね

新工場立ち上げに伴う受注で残業が続き健康が危険域へ

最初の1か月は試用期間ということで17時で帰してもらえましたが、それを過ぎると一応の定時が18時で帰る日が数日と、残業が1~3時間あるという状態に

入社して3か月たつと、

  • 富山で新工場の立ち上げのためにコンベヤ等の受注
  • 関東の印刷工場向けの用紙搬送コンベヤ受注複数
  • 印刷物の検査装置等の単発案件いくつか

こんな感じで営業部長が現場の状況を無視してポンポン受注を取ってきてしまい、その結果定時では到底間に合うはずのない量が降りかかることに

当然残業が続き、帰宅は深夜なのに始業時間は変わらずという最悪の状況下に

こんな状況では疲れが取れるはずもなく、年明けに体調を崩して2日ほど休んで復帰するも、病み上がりの身でありながら2時間残業させられるというとんでもない事態に

当然こんな状況下で体調が一気に悪化し、5日の療養を余儀なくされました

クズ上司にさらに追い詰められ、退職へ

残業もそうなのですが、追い打ちをかけるように部長や常務から使えない扱いをされるわ、工場長から胸倉つかまれることも経験することに

ついでに別の部長操縦のフォークリフトの爪に乗せられ、なんと工場シャッターに付けてある注連縄外しを命令されてやるという異常なことも

そして最後の勤務日の朝、社長から自己都合で退職届を出すよう言われ、そのまま提出して帰りました

今思えば、退職届書くふりして労基に電話相談すればよかった…

最後に

最後の方は半ば逃げるような形で辞めましたが、この選択を取ったことに後悔はありません

あのまま勤めることを選んでたら、確実に工場か現場で命を落とすか自殺を選ぶ心理状況まで追い込まれていたことでしょう

ここから学んだことは

  • 工場勤務は人間的クズが99パーセントで構成されてるため、一般人が行くとこじゃない
  • 暴力を受けたら即警察呼んで対応する
  • 簡単に自己都合を認めてはいけないので、会社都合にするために証拠を集めつつ、退職届は会社都合とはっきりと書く

の3点でした

工場は稼げるとは言われるものの、実態はこうゆうゴミ溜めじみた環境にさらされて、体と心を壊して辞めていくことを考えると、一般人が行くところではありません

加えて過酷な勤務で身体と精神を蝕むことは避けれないし、機械に巻き込まれたりして体を失くすか精神疾患で再起不能になるリスクが高い職場環境がほとんどです

現代において、フルタイム勤務であっても生活保護を下回る待遇、法律違反が常態化しているクズ同然のブラック企業が数多く存在しています

そんな働く価値のないゴミ企業に就職したくない、まともな職場を探している人を支援するのがこちらのエージェントとなります

ご利用は無料ですので、まずは試してみてはいかがでしょうか?

このような環境で働くとしても、メリットなんて一切ないと断言しますので、近寄ってはいけないし今そんな環境にいるのであればすぐにでも逃げるべき

下手をすれば仕事か上司に殺されるといってもいいかもしれませんからね

生活費を稼ぐ場として工場は間違いなく避けるべきであり、ゴミクズばかりで行き場のない底辺が集まる最後の場のひとつです